日産レパード

J.フェリー同様にセドリック/グロリアをベースとしたが、その志はJ.フェリーほど高いモデルとはいえまい。日本市場において商業的に失敗作であったJ.フェリーの反省を踏まえてY33型をベースに開発されたが、今度はなんとも個性に乏しいモデルとなってしまった。中身はY33セド/グロそのものといっていい。VQ型3LV6ユニットを中心としたエンジンラインナップで、後にはRB2.5Lターボを積む4WDモデル、さらにはVQ2.5LやVG2L搭載モデルまで登場したのもベース車に準じるもの。もちろん、走行性能的には当時のトップクラスをいくものではある。特に高速道路での安定した走りは現代でも十分に通用する。セド/グロとは全く違うパーソナル色の強いフロント&リアデザインが与えられ、内装色が柔らかいトーンになっているのが特徴だが、セド/グロに比べて強烈な個性を発するには至らなかったのが残念だ。もっともその中身を買うならばかなりお買い得といえる。デビューは1996年であった。

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