日産ティーダ

2000(H12)年にパルサーセリエの生産が終了して以来、日産としては久々の5ナンバーサイズハッチバックモデルがティーダだ。道が狭く機動性が要求される日本市場において本来は重要かつ必要なセグメントであったが、1990年代の終わりから新世紀にかけてその種のモデルがさっぱり売れなくなってしまった。厳密にはそのクラスの国産車が売れなくなってしまったのだ。そこでティーダは、輸入ハッチバックと比べても遜色のない質感の高さと室内の広さというセールスポイントを掲げて登場した。個性的なエクステリアデザインもさることながら、注目はやはりインテリアスペース。シートはティアナクラスの大きさでゆったりとしており、室内有効長に至ってはシーマクラス。特に後席のゆったり感はシーマ以上と感じるほど。ラゲージもアレンジによってはプリメーラワゴン並みを確保する。メカニズムも新しい。搭載されるエンジンは新開発のHR型と呼ばれる直4DOHC。ティーダにはまず1.5Lを用意し、これに燃費改善を主目的にCVTを組み合わせた。廉価グレードや4WDモデルには4ATを採用する。ちなみに4WDはe・4WDだ。

日産ティーダについてのコラム