日産シルビア
S15シルビアをベースとし、ヴァリアブルメタルルーフと名づけられた電動開閉式ハードトップを備えるヴァリエッタ。1999年の東京モーターショーに参考出品され翌2000年に市販化された。製作は日産の特殊車両製作子会社であるオーテックジャパンが担当した。メタルトップの開閉はトヨタソアラなどに比べると比較的平易に行われているように見える。後ろヒンジで大きく開くトランクリッドに素直に収納されるのだ。その分、クローズド時のシルエットはキャビンが極端に小さく、Bピラーから後ろが広大に見えるのは仕方のないところ。そのアンバランスさが個性的だという言い方もできるだろう。2+2の4シーターだが、リアシートはミニマムサイズ。標準タイプのクロスシートにはアマゾン川に生息するモルフォ蝶の鱗粉の発色原理を用いたモルフォテックスという繊維を織り込んだクロスを採用する。見る角度や光の加減で微妙に光沢が変わるというシロモノ。本革シートも選ぶことができた。エンジンは直4DOHCのみ。
日産シルビアについてのコラム