トヨタパッソ
国産では初となる2メーカー協同開発乗用車。軽自動車市場をも狙った戦略的なリッターカーだ。トヨタパッソはダイハツブーンと全く同じクルマで、いわゆるOEM供給ではなく、トヨタと小型車に強いダイハツが協同で開発にあたったのがミソ。両モデルはバッジ類が異なるだけだ。企画およびデザインはトヨタが主体となり、製造はダイハツが受け持つ。プラットフォームは完全新開発で、メインとなる1Lの直3DOHCエンジンも新型である。その他に1.3Lエンジンも用意された。主に女性をターゲットとし、日常ユースに何ら難しく考えることなく使えるよう仕立てられたモデルで、内外装のイメージもクリーンでシンプルさを強調するものだ。クラス最大レベルの室内空間や、視界良好な着座ポイント、取り回しの良さなど実用性能を最重要視したコンパクトカーである。インテリアデザインは清潔感あふれるもので、大型メーターと一緒にチルトするハンドルなど、見た目のポップさと機能性の高さを両立している点も見逃せない。シートアレンジも簡単で、使い勝手のいいパターンが用意されている。(2004.5)
トヨタパッソについてのコラム