日産パオ

K10型初代マーチをベースとしたパイクカー第2弾。“都会リゾートの冒険”をテーマに、鉄板むき出しイメージのボディパネルやドアというドアをアウターヒンジにするなど、ワイルドさを演出しながらもオシャレにまとめた3ドアハッチバックである。部分的に樹脂製パネルも用いた。今で言うならダイハツネイキッドが思想的には近い。リゾートっぽい演出のインテリアは、シンプルな1メーターダッシュパネルにクラシックな2スポーク大径ハンドル、メッシュ製バックポケット付きのファブリック薄型シート、さらにはオプションで用意された専用デザインのオーディオなど、バブル期ならではの贅沢三昧である。電動キャンバストップ仕様も設定されていた。ボディカラーはイメージカラーのアクアグレイを筆頭に、オリーブグレイ、アイボリー、テラコッタの4種類。エンジンは1L直4SOHCのみで、5MTもしくは3ATを組み合わせる。1989年1月から4月まで3カ月の期間限定販売であったが、累計で3万1000台も生産された。

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